閉じる

瞑想のススメ②

瞑想とは、一言にすると「自身の思考を停止して、脳に休息を与える方法」のことです。

現代の人間は考えることが非常に多く、特に日本人はものごとに対して、「良い」「悪い」と判断しがちです。つまり考えすぎています。その考えをやめて、休むというのが瞑想の大きな役割となっています。

その効果は

・ストレスの軽減、脳の疲れ改善
・集中力、生産性の向上
・不眠の解消、睡眠の質の向上
・うつ病や不安の緩和
・リラックス効果

などがあげられます。

その効果から「脳の休息方法」「脳のトレーニング」と言われ、AppleやGoogle、Yahooなどの一流企業でも研修に取り入れられているんです。

瞑想の起源は2500年以上前のインドで、精神鍛錬や修行の一つとして、生まれたと言われています。

その起源からも宗教的なもの、スピリチュアルなものとして捉えられやすく、日本ではまだあまりメジャーになっていません。

しかし瞑想には科学的根拠も多くあるんです。

・アメリカのカリフォルニア大学は、瞑想を5ヶ月間実践する前とした後とでは脳のストレス刺激に対する反応が50%以上減少していたという研究結果を発表

・アメリカのウィスコンシン大学は、瞑想を日々実践する修行僧の脳波を調べると、 ガンマ波と呼ばれる認知活動に関わる脳波が、瞑想の修行に費やした時間に比例して増加している、つまり集中力が増加していると発表

そして特に有名なのは1970年代にアメリカの心理学者ジョン・カバット・ジンが発表したマインドフルネス・ストレス低減法です。

マインドフルネス・ストレス低減法は認知療法に瞑想を組み合わせた技法であり、

起源が仏教である瞑想から、宗教的目的を取り除いて、心身の健康に応用した方法として、非常に話題になりました。

この発表以降、瞑想にはストレス軽減の働きがあると様々な研究によって、証明され、今では多くの医療機関で実際に治療法として活用されています。

マインドフルネス・ストレス低減法の発表をきっかけに、

瞑想への関心が高まる
→科学的根拠を求め、より多くの研究がされる
→ストレス軽減や集中力だけでなく、生産性の向上や不眠の改善など、どんどん瞑想のいい効果が明らかになる
→今では医療現場から、一般人の生活の一部に取り入れられている

というわけです。

© 2020 きゃらちふる | WordPress テーマ: CrestaProject の Annina Free

TOPへ