７．性の原理
性（ジェンダー）は、すべてに宿る性質である。
すべてのものに男性的な側面、女性的な側面がある。
ジェンダーは、すべての世界に存在する。
すべてのものには男性的な側面と女性的な側面がある。（男女の事ではありません。）女性エネルギーは受動的で引き寄せる力。男性エネルギーは積極的で自ら働きかける力。どちらも必要であり、バランスをとることが必要です。
カバラでも「峻厳の柱（女性性）」と「慈悲の柱（男性性）」があり、そのバランスをとるのが「中央の柱」です。能動と受動、理性と感情、陰と陽など一見対立して見えますが、これら二者のバランスをとることで最大のパフォーマンスを発揮します。アウフヘーベンのように対立構造があるからこそ高次の回答が得られることがあります。これこそがクリエイションを生む原動力です。
男性性と女性性の融合は魔術の代表的なテーマであり、目的でもあります。私たちの魂はもともと一つであり、二つであることを体験して、また一つへと回帰するのです。